

ホンダ自体がユニークなメカニズムの発想をするメーカーだが、その真価はATでも現われている。トルクコンバーターを採用しながらも、遊星歯車を使わず、マニュアルミッション同様の固定歯車でオートマチックートランスミッションをつくり出した。そのホンダの最高峰に位置するのが、コンピューター・コントロールで作動するPSM−ATの2ウェイ4速システムだ。搭載車種も1300Eのシビックから、3200ccのレジェンドに至るまで、軽自動車を除くすべての車種に及んでいる。このほか、ロックアップ付き4速AT、軽自動車に3速ATを設定している。このATは、エンジンの出力を十分に使いこなすパワーモードと、エンジン回転をあげずに経済性を重視したエコノミーモードを選択できるほか、デュアルモードーロックアップ、ローホールドなどの機能を備えているのが大きな特徴。